青葉山の恵みたっぷり

トチュウ(杜仲、Eucommia ulmoides)とは、中国原産の落葉高木。
トチュウ目トチュウ科を構成する唯一の種です。

福井県高浜町で栽培・製造した国産100%杜仲茶。
「若狭富士」として愛されている青葉山のふもとで育った杜仲は
自然の恵みをたっぷり受け、甘みがあり、飲みやすいと評判です。
一つ一つを手摘みで収穫し、天日干しにしたものを焙煎しています。

杜仲(とちゅう)は「万能植物」

原産地は中国。古くから樹皮が漢方薬として利用され、葉は乾燥させお茶として飲まれることが広く知られています。
また、乳白色の樹液は粘り気があり、元々は「天然ゴム」の原材料として中国から日本に持ち込まれたという説も。
私たちの生活にやさしく役立つ杜仲はまさに「万能植物」と言えます。

 

30年以上続く杜仲茶づくりを2019年に継承しました。

少子高齢化が進むこの地。
先祖代々守ってきた田畑は、担い手不足に悩まされ、せっかくの「良い土壌」を放置せざるを得ないと悩む農家の方が大勢います。
そんな中、30年前から取り組んでいた杜仲茶生産組合の運営も組合員の高齢化が進み、継続して行くことが難しい状況に…
この地の抱える問題に何か解決策はないかと思案した結果、「良い土壌」を「杜仲茶畑」にできるのではないか。
その新しい挑戦が”次世代の未来への明るい光”となるのではないか。
と奮起し、2019年に新事業への取り組みがスタートしました。
現在は、生産組合が約30年間この地での栽培方法や焙煎方法を研究してきたものを継承し、
お茶だけでなくお菓子やソース等に手軽に使用できる新製品についても開発を進めています。